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Before
電源盤などに使用される大容量の電流を流すための銅バーの寸法を決定する際、社内に明確な基準がなく、過去の図面等からそのまま転用していました。 断面積の大きな銅バーはメーカーの標準品ではなく、その都度特注品として発注をしていましたが、銅の材料費や指定寸法への加工費が高く問題となっていました。
After
特注品の銅バーの選定のポイントは、材料メーカーのサイズ表を参考にすると加工コストを抑えることができます。電流を流すことが目的の銅バーの寸法は、材料寸法の精度を必要としないため、可能な限りもともとの材料寸法に合わした設計をすることが効率的です。 材料一本の定尺長はあるものの、複雑な切削加工を必要としない銅バーの寸法決定がコストダウンを実現できます。