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Before
配電盤や制御盤の設計時に選定される銅バーの基準は、流れる電流容量(A)となるため断面積(幅×高さ)が最も加味される傾向にあります。 そのため、銅バーの“長さ”は加味されることがすくなく、盤全体のコストアップにつながっています。 中でも、メインブレカーに接続される銅バーは比較的断面積が大きく3相では3本必要になるため、銅バー自体の“長さ”を最適にすることが必要でした。
After
標準的な母材(購入時)銅バーの“長さ”寸法を把握しておくことで、最適な銅バーの“長さ”を設計することが可能になります。 特に“長さ”が600mmを超えてくる銅バーが必要となる場合は、1本の母材銅バーからでは3相に必要な銅バーが3本揃えることが難しくなります。 設計段階から上記表の獲得本数と歩留り率を考慮することで、従来の銅バーのコストが1/4削減することができました。